寺内教授らによりギニアヤムのゲノム配列を解読

寺内良平教授らの国際共同研究グループ*は、アフリカにおける重要作物であるギニアヤムのゲノム配列を解読しました。

 研究グループはさらに、ゲノム配列情報を利用して、性別決定遺伝子のゲノム領域を同定し、性別を容易に判定できるDNAマーカーを開発しました。ギニアヤムは、雌花と雌花が別々の個体に生じるため、通常の交配育種をおこなうには性別の確認が可能な開花時期まで植物体を育てる必要があります。性別判定DNAマーカーは、実生時期でも性別を推定できるため、より効率的な交配育種を可能にします。

 今回の成果は、ギニアヤムをはじめとするヤマノイモ属作物のゲノム育種を加速させ、世界(特に西アフリカ)の食糧生産に大きく貢献することが期待されます。

* 国際研究グループ機関:京都大学、公益財団法人 岩手生物工学研究センター(IBRC)、国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、神戸大学、信州大学、東京農業大学、京都産業大学、The International Institute of Tropical Agriculture(IITA、ナイジェリア)、Earlham Institute(イギリス)、The Sainsbury Laboratory(イギリス)、University of Frankfurt(ドイツ)

ギニヤヤムに関するブログ(writen by 寺内教授)
>> Improving yams with genomics / BMC’s blog network

研究論文
>> Genome sequencing of the staple food crop white Guinea yam enables the development of a molecular marker for sex determination / BMC Biology

関連ニュース
>> Press Release / JIRCAS [日本語]
>> IITAのNewsページ [英語]
>> Earlham InstituteのNewsページ [英語]
>> The Sainsbury LaboratoryのNewsページ [英語]